どういうこと?

小惑星探査機「はやぶさ」が地球に無事帰還し話題となった平成22年9月10日、日本振興銀行の経営が破綻したのある。こうした事態に、ついに未経験のペイオフが発動した。これにより、約3%(全預金者に対する割合)、しかし数千人の預金が、上限額の適用対象になったと考えられる。
きちんと知っておきたい用語。バブル経済(economic bubble)ってどういうこと?市場価格の動きが大きい資産(不動産や株式など)が取引される金額が度を過ぎた投機によって経済成長(実際の)を超過してなおも高騰を続け、最後は投機によって持ちこたえることができなくなるまでの経済状態のことである。
多くのすでに上場している企業の場合、企業活動のために、株式だけではなく、さらに社債も発行することが当然になっている。株式と社債の違いは何か?それは、返済義務があるかないかですからご注意を。
金融庁が所管する保険業法の定めに基づいて、保険を販売する会社は生保を扱う生命保険会社または損保を扱う損害保険会社に分かれて、どちらも内閣総理大臣からの免許を受けた会社しか販売してはいけないとされている。
いわゆるデリバティブって何?伝統的な従来からの金融取引または実物商品や債権取引の相場が変動したための危険性をかいくぐるために完成された金融商品の大まかな呼び名である。とくに金融派生商品ともいわれる。
覚えておこう、スウィーブサービスとは何か?銀行の普通預金口座と(同一金融機関・グループの)証券の取引口座の間で、株式等の購入代金、売却で得た利益が自動振替してくれる新しいサービスである。同一金融グループによる顧客の囲い込み作戦なのです。
こうして日本の金融・資本市場の競争力等を高める為に行われる規制緩和だけではなく、金融に関する制度の更なる質的向上が目標の取組や試みを実践する等、市場および規制環境に関する整備が常に進められていることを知っておきたい。
覚えておこう、金融機関の格付け(ランク付け)って何?格付会社が金融機関を含め国債を発行している政府や、社債を発行している企業、それらについて信用力(支払能力など)を主観的に評価するものである。
よく聞くコトバ、ペイオフとは?⇒不幸にもおきた金融機関の経営破綻による業務停止などに伴い、金融危機に対応するための法律、預金保険法の規定によって保護可能な預金者(法人・団体も含む)の預金債権について、預金保険機構預金保険金の給付として預金者に直接支払を行う事なのです。
FX(外国為替証拠金取引)とは、業者に補償金を預託し、外国の通貨を売買して証拠金の何倍もの利益を出す取引である。外貨預金または外貨MMFなどと比較してみても利回りが良いうえ、為替コストも安い長所がある。はじめたいときは証券会社やFX会社を選ぶことからスタートしよう。
日本を代表する金融街である兜町
MMF(マネー・マネジメント・ファンド)⇒公社債国債社債など)や短期金融資産で運用し利益を得る投資信託(投資家の資金を集めて専門家が運用する)というものである。あまり知られていないが取得からまもなく(30日未満)で解約するような場合、その手数料には違約金分も必要となることになる。
よく聞くコトバ、外貨両替⇒海外を旅行するときだったり手元に外貨を置いておきたい場合に活用する。近頃は円に対して不安を感じているのか、現金で外貨を保有する動きもある。為替手数料はFX会社と銀行で大きく異なるのでご注意を。
いわゆる外貨MMFについて。例外的に日本国内でも売買が許されている外貨建て商品である。外貨預金に比べると利回りがずいぶん良い上に、為替の変動によって発生した利益は非課税として取り扱われるメリットがある。証券会社で購入可能。
巷で言う「失われた10年」が示すのは、ある国そのもの、またはある地域における経済が10年以上の長期間にわたって不況や停滞に襲い掛かられた10年のことを指す語である。